劇団四季『オペラ座の怪人』
同級生と観に行ってきました。
劇団四季「オペラ座の怪人」
https://www.shiki.jp/applause/operaza/
もう、きっと3年分くらい
音楽を浴びてきた気がします。
凄いらしい?
いや本当に凄かった!
『オペラ座の怪人』は
サスペンスですが、恋愛物語。
注ぐ愛、守る愛、手離す愛。
愛しかたのいろいろがわかるとは
随分大人になったもんだと思う。
自分自身で思う
認められない自分
醜い、弱い自分
嫌いな自分
本人の自覚・無自覚はともかく
その脆さを人から悟られないように
仮面を付けて隠したり
強がったり、とぼけたり
感情むきだしで怒ったり……
仮面を纏って得られる姿も真実。
「コンプレックスがあるからがんばれる」は本当。
ただ、同時に
自分を否定し、責めて
心を蝕んでいくリスクもある。
まさに、ファントムのように。
容姿へのコンプレックスと美への執着は
彼を「音楽の天使」たらしめるもの。
もし、仮面をふっと外したくなるような
心を許せる誰かがいたら
あるいは
仮面を外すことはできなくても
見守ってくれる人だったら
彼はファントムにならずに
済んだかもしれない。
話は変わって
ファントムの仮面が
外されてしまう場面で
私、なぜか久しぶりにキュンときました。
仮面の下を垣間見たときに
ぐっと惹きつけられて好きになり
仮面の下を見せてもらえた時に
自分を信じてもらえたと深く安心する
という、自分の恋愛傾向に
気が付きました。
なんか
ダメ男を好きになるのと似てるような
いやいや
そのようなお付き合いはしていない、はず。
いずれにせよ
あの超有名なテーマ曲が頭から離れません。
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